高度経済成長をとげ、機械産業が発展を遂げる中、
本当のプロは居なくなった。加工業界の未来を案ずる頑固オヤジが
物申す!
御題目
矢印をダブルクリックして下さい。 頑固オヤジ中芝和美氏のプロフィール 中芝氏 BW CAP 6" 6t INCOLLOY800H を削る! 今週の一言 HOME
我社には60代でバリバリのプロが三名おります。スピードで負けない旋盤士、正確なフライスの達人そして熟練したNC旋盤の名手。日々汗を流し多いに頑張っている。オリンピックが近づいてきたが、もし工業オリンピックというものがあるのならば是非シニアの部で出場したいものだ。しかし会社は超不況で夏期手当も出ない。黒字にならない。忙しいのだが利益が出ない。工業会のプロ達がどんどん少なくなってきている。このままで良いのか半世紀に近い努力をし続けてきている人達のことをもう少し考えたほうが良いと思うが如何だろうか。
解説)日本の国全体が高齢化をむかえている現在、加工業界にあっても加工者の高齢化と若い人の加工業離れは深刻で、若手の育成が重大問題となっております。そんな中で今活躍しているのが最後の職人達といわれる今
60代の人達。やれコンピューターだインターネットだと我々本業を忘れて本来の道をそれてはいないだろうか。ただ一筋に物を作ることにだけに賭けて来た人達の努力や生きざま、またそれによって生まれたノウハウを今一度見直してみるべきではないだろうか、そう御大はおっしゃりたいのでしょう。”60代でバリバリのプロ”実は御大もその一人ですが、あいかわらずのあの元気とパワー。頭が下がります。戻る